【実証実験の状況報告】医療相談アプリを用いた労働者の健康相談アクセス環境の改善による健康行動変容促進事業

2019年01月07日 お知らせ

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平成30年度 実証実験補助金事業

実証実験の概要

検証内容

セルフメディケーション(※)を促し、参加者の健康に関する行動変容を検証します。

実証方法

実証参加企業の社員に対し、スマートフォン用の医療相談アプリ「LEBER(以下、リーバー)」を利用し、自動会話プログラム(チャットボット)による医療相談機能や、全国の医療機関、薬局店舗等のマッピング表示が可能な検索機能など手軽に相談可能な医療サービスを提供します。

提案者

株式会社AGREE

 

※ セルフメディケーションとは…自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです(世界保健機構(WHO)によるセルフメディケーションの定義)。日頃から自分の健康状態や生活習慣をチェックし、体調不良の際に、一般用医薬品などを上手に使って自分自身で健康の維持や病気の予防・治療に当たることを指します。

背景と目的

日本社会は人口の高齢化や生活習慣病の増大等により、医療費の増大、慢性的な医師不足の発生などが大きな問題となっています。そうした中で注目されるのが「セルフメディケーション」という考え方です。しかし、誤った知識でセルフメディケーションを行うと、逆に健康を損なう原因にもなり得ます。

医療相談アプリ「リーバー」は、専門の医療知識を持った医師と、セルフメディケーションを行いたい相談者とのマッチングをオンライン上で簡単に行うことができるというものです。

医療相談機能「チャットボット」が自動で問診を行い、その後オンライン上の医師向け掲示板に送信、先着で医師が診断を実施します。問診時には基本的なバイタルデータのほか、画像や動画の送受信が可能なので、より具体的なやりとりを可能としています。最速3分で症状の緊急性、市販薬の紹介、受診すべき医療機関の紹介といったアドバイスが受けられます。

企業での利用も想定し、毎月体調をチェックしてくれるチャットボット機能(リーバー君)が搭載されており、社員の体調の「見える化」をアプリによって簡単に行うことができます。

ひいては、医療費の抑制や、本当に医療を必要としている人に医師のマンパワーなどの医療資源を提供することを目指します。

実証実験の様子

第四銀行株式会社(新潟市)にて法人における実証実験を実施しました。小針支店を中心に、33名の社員の方に「リーバー」をダウンロードしていただき「チャットボット」をはじめ、各種機能を実際に使用していただきました。

使用者の声として、「会社員としては、通院に時間的コストがかかる。アプリを使うと、実際に通院した際のやり取りが画面上でできるため非常に便利」との声が上がりました。また、「実際に使用したことで、周囲に勧めたくなる」との意見も上がっていました。

佐藤順小針支店長からは「社内だけでなく、取引先企業にも周知・推薦することで、より普及するのではないか」「社員の健康増進に対する投資を行ないたいものの、コストの関係上難しいという企業にとっても導入しやすいのでは」との感想が上がりました。

スマートフォンで利用

「リーバー」画面例

企業での利用も想定

チャットボットによる医療相談機能

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