【実証実験の状況報告】オンデマンドバス運行の実証実験

2020年03月13日 お知らせ

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令和元年度 実証実験補助金事業

実証実験の概要

新潟市では、ICT技術を活用した新たなモビリティサービスの導入を検討しています。その取組の一環として、「オンデマンドバス」の運行実験を実施します。

オンデマンドバスとは、「決まった時間に決まった経路を走るのではなく、予約に応じて経路を選んで走るバス」のことです。定期路線バスと違い時刻表はなく、予約をすると指定のバス停まで迎えに行きます。最短ルートを通って目的地のバス停へと向かいますが、他のお客様からの予約が入ると、バスは次のお客様が待つバス停へと自動的に経路を変えながら走行します。

検証内容

オンデマンド交通の実証運行を新潟市中心市街地(しも町エリア)で実施。電話若しくはスマートフォンから乗車申込が可能。本実証では、オンデマンドバスの地域における受容性や効果を調査します。

実証方法

新潟交通株式会社の小型ノンステップバスを使用し、下記の期間内で実証運行を実施。

2020年2月25日(火)~2020年2月28日(金)

実施事業者

  • 新潟交通株式会社(オンデマンドバスの運行及びバス停の管理、地域事業者等との調整を担当)
  • 日本ユニシス株式会社(事業計画の立案、実証モデルの効果検証等を担当)

背景と目的

新潟市は、自家用車への依存率が高く、都心部の交通集中によるアクセス支障が生じるなど、公共交通における課題が山積しています。混雑緩和、利便性の向上が求められる一方で、バス事業者を始めとする公共交通事業者の事業採算性の低さも指摘されています。オンデマンド交通の実証運行を新潟市中心市街地で実施し、有効性を検証します。

利便性を高めることで、公共交通利用促進に対しどのような効果があるのかを検証するとともに、新潟市中心部の活性化施策の立案に役立てるのが目的です。

実証実験の様子

本試験運行が実施されたのは、新潟市中央区の「しも町エリア」です。このエリアでは、従来から定期定時バスが運行しており、その路線で使用されているルートを活用する形を取っています。

利用の際は、電話若しくはスマートフォンより専用サイトにアクセスし、時刻表を確認の上、乗車するバスを予約します。専用のバス停で乗車し、目的地へと向かいます。

本試験運行に使用されるのは、新潟交通株式会社が所有する小型ノンステップバスです。利用間や内観は路線場バスやコミュニティバスとほぼ変わりありませんが、運転席脇には専用の機器が設置されており、予約申込が即座に反映される仕組みになっており、利用状況を取得します。

以上を、該当地域にお住いの住民の皆様に利用していただき、実証実験を重ねています。それによってもたらされる地域住民の利用データを測定し、オンデマンド交通運行時の課題を分析していきます。

なお、今回の実証実験で得られた結果を踏まえ、2020年度以降も段階的に実証実験を重ねる予定です。

 

スマートフォン上でオンデマンド予約

小型ノンステップバスを使用

オンデマンドバス専用のバス停を設置

既存のバス路線を活用

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